ポリ樹脂塗布(あと少し?)
(ポリパテ硬化不良原因の考察と対策)
ポリ樹脂の硬化不良の原因ですが、ベースのパテ(サーフェーサー)との相性が疑われました。
が、パテ上でも問題なく硬化しているエリアがほとんどであり、この理屈は当てはまらないでしょう。
念のため、ウレタンニスを機体にスプレーしてポリ樹脂コーティングのベースを作っておきます。
また、硬化剤を少し多めに投入後、3分かけてシッカリ撹拌しました。
その後、ハケでポリ樹脂の撹拌を続けながら機体全体にコーティング。
(硬化不良対策の効果等)
1日おいて硬化を確認。
残念ながら、尾翼基部と機体前方に硬化不良を確認・・
とはいえ、全体として問題となるようなトラブルではなく、上記対策の有効性が一応確認された形です。
とりあえずラッカーシンナーでベタ付きを拭き取り、エポキシ接着剤をラッカーシンナーで溶いて硬化不良箇所を中心にコーティング。
完全硬化確認を受けて、機体表面を研磨していきます。
(従前からのトラブルと対策)
側板が骨組みに密着していない、あるいは薄く削り込み過ぎたことによって発生したうねりやシワや破れなどについては、接着剤やポリ樹脂を塗り重ねて抑え込んでいます。
そのため、製作上の失敗や不具合が機体表面のトラブルとして露見することはあまりありません。
が、ポリ樹脂の垂れや塗りムラが大きなものである場合、あるいは樹脂中の硬化不良部位が研磨により露見した場合、比較的大きな窪みが生ずることになります。
これは表面仕上げを開始した段階から繰り返し発生しているトラブルなのですが、根本的な解決策を見いだせないままポリ樹脂コーティング→研磨を繰り返しています。
この点、サーマルブログの記事にも同じ要領で作業すべきことが掲載してありますので、このやり方で大丈夫なのでしょう・・
実際、コーティングと研磨を繰り返すにつれて、窪みの発生は減少しているようです・・
現状、効率を重視して機体両側面同時に刷毛塗りしていることから、垂れが発生しやくなっています。
片面ずつ処理した方が平滑な仕上がりが期待される他、結局は時間短縮や効率の観点からも有利に思えるため、作業のやり方を検討し直すべきかもしれません・・
(リンケージロッドパイプのトラブル)
尾翼基部で開口しているパイプに爪楊枝を差し込んでいたのですが、ポリ樹脂のコーティングを繰り返すうちに埋もれてしまっていました・・
これはイカンザキ!ということで、開口部をサンディング。
知らない間にコーティングの厚みが増しており、ヤバい感じです・・
10分くらいガシガシ切削していくとようやく出現。
爪楊枝はガッチリ固着してしまっており、ピンバイスで穿孔してやる必要があるようです・・