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福岡市 ラジコン飛行機クラブ

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タミヤ シュタイヤー1500A/01の足回り加工続き

      2016/08/19

sty2_2015110801【タミヤ シュタイヤー1500A/01後部足回りの製作など】

アベール製シュタイヤー1500A/01向けエッチングは2セットリリースされています。
そして、リーフスプリング関連のパーツは、当該2セットにまたがっています。
今回そのことに気付き、キットのリーフスプリングに追加加工しました。
写真は加工後のもので、リーフスプリングを車体に仮止めしている様子です。
このアベールのセットを使う変態は多くないと思いますが、2セット同時に使う場合、説明書をよく読んでパーツ構成をある程度把握しておく必要があります。
今回は危うく、追加加工困難な状況に陥るところでした。

取説ではこのあと、片側につきエナメル線2本で吊り、ボルトのエッチングで留める感じで仕上げるように指示してあります。
0.4mm程度のボルトの取り付けは著しい時間と集中力を要しますが、2セット使い切ることを前提にすると、こんなのまだ序の口です・・

ところでアベールは、モールドで表現すれば良いボルトなどの小さなものまで別パーツ化するので、非常に厄介です。
小さいパーツや細いパーツは、ヤスリがけ出来ない場合が多く、切り出しが面倒です。
その際の切り出しには常にカッターの歯を新しくしてギリギリのところをカットするので、カッターの消費が早まります。

また、組み立てに際し、アベールはパーツ構成が非常に多いこととも相まって、ハンダ付けによる接合作業に大変多くの時間を費やすことになります。
そういったことから、エッチングを使う際は適当に間引くことになるのでしょうが、エッチングを使用する趣旨からすると、それもどうかと思います・・
ただ、本キットに限って言えば、CMKのエンジンを使うことを前提にパーツ構成されており、エンジンを用意できなければ、間引がざるを得ないパーツが残されてくるのも事実です・・

ところで、アベールについては、最初に手を出して10年以上になると思います。
だからという訳でもないですが、ある程度時間をかけ、集中して取り組めば、ある程度はどうにかできる自信があります。
しかし完成までの時間が掛かり過ぎることからすると、これは一般モデラー向きの商品ではなく、プロモデラーやご隠居モデラー向けの商品と言わざるを得ません。
あと、まだ大量の手持ち在庫があり、まずそれらを処理していかないと、このままでは在庫が溜まり続けるのが明らかなこともあり、今後、アベールのエッチングパーツを買うことは控えたいと思います。

とりあえず、本キットはなるだけエッチングを使い尽くして完成させたいと思います。
ただ、塗装仕掛品がだいぶ溜まってきており、本キットばかりに時間をかけられないことから、更新は次回以降滞りがちになると思います・・

 - 1/35, STEYR1500A/01(afrika), 模型製作記録