NKC Bussing-NAG sWS heavy Half-track munition carrier
2016/08/19
仏・NKC社製のsWSハーフトラックのフルレジンキットです。
最近はこのアイテムも中華によって非常に精度の高いインジェクションキットがリリースされるようになりました。
このため、わざわざこのような精度が低くて作りにくいキットを完成させる意欲もわかず、放置していました。
ただ、この他に作りかけのキットが30個くらいあり、現在も増殖中です。
いい加減未完成品をどうににかしないと部屋も片付かないということもあって、まず作りかけのキットを全部作らない限り、新しいキットには手を出さないことにしました。
このキットは車体自体は直線的で、細かいディテールの追加等はほとんど必要がないです。
しかし、武装の10連装15cmロケット砲のディテールアップがとても大変です。
このためロケット砲を取り外し、代わりに装甲天板を追加して、随伴する弾薬運搬車に改造することにしました。
資料はほとんどないですが、NKC社のキットに同様の弾薬運搬車があり、その箱絵を参考にしました。
また、sd.kfz.253を参考に考証を加え、弾道測定/着弾観測機能が追加されていると判断。
装甲天板に砲隊鏡用の小ハッチを追加し、砲隊鏡をのぞかせています。
細かいディテールの追加はほとんどないと書きましたが、取っ手とOVM類の取り付けクランプ、車幅表示棒等を真鍮で作成。
その他、ノテックランプやボッシュライトをタミヤのパーツから流用しています。
また、ソフトレジン製のタイヤとキャタピラが経年でボロボロになり、使い物にならなくなっていました。
このため、高価なフリウル製のメタルキャタピラ/スプロケットセットを使用することにしました。
そしてタイヤは、ブロンコのsWSキットの前輪をシリコンで型取りしたものレジンで真空注型したもの使用することにします。
サーフェーサーを吹く前に撮影したかったのですが、失念していました。
残念です。