前部防弾板取り付け
2016/08/19
今回は、Sd.Kfz.254前部防弾板の取り付けです。
キットでは実車同様、4本のエッチングの支柱で取り付けるようになっています。
これは瞬着で接着するのですが、それだけでは強度が不十分です。
この対策として、エッチングにピンバイスで穿孔し、伸ばしランナーを差し込んで車体に接着し補強します。
しかし、防弾板側への支柱の接着は相変わらず瞬着で接着する他ありません。
検討の結果、防弾板を取り付けてしまうと、その内側のディテールはほとんど見えなくなることが判明。
そこで、防弾板内側に太いプラ棒を接着し、これを前部ラジエターグリルに接着します。
この工作により、外見上は実物同様の見た目を確保しつつ、実際は太いプラ棒が防弾板を支える大黒柱として機能するため、強度も確保されることになります。
これで、多少のラフな工作にも耐えてくれることでしょう。
なお、写真では、車幅表示棒とヘッドライトの支柱を真鍮棒で作成したものを仮止めしてみました。
面倒な工作も概ね片付いたので、あと2～3工程を経て完成の見込みです。