ピンポンパンブログ

福岡市 ラジコン飛行機クラブ

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主翼ゴム止めのヒューズ効果など

      2016/12/25

【主翼の工作】

(主翼固定方式の検討)

今週初めから主翼の固定方法について、ゴム止め、ネジ止めのいずれを採用するかを検討していました。
この点、以前ヒコーキを習ってたオッサンが「ゴム止めにした方が、落ちた時にヒューズになってイイんよ」などと、いかにも通ぶったことをのたまってたことがアタマをよぎりました。
それにしても、ヒューズ・・
一種の冗長化的な意味合いで、墜落時のゴムの弾力の果たす役割をヒューズと表現したのかもしれません。

とはいえ、フライトに際し、ゴム止め方式でもそれなりにシッカリ固定される必要があります。
したがって、低空でも落ちてしまえばゴムの弾力が発揮される前に破損します。
実際、バルサ機を何回も飛ばしてみて、墜落を含めたハードランディングを何度か経験しましたが、ゴム止め方式にヒューズ機能など認められませんでした。
また、仮にヒューズ機能が発揮されるとしても、灌木や雑草がクッション的役割を果たした上で、という条件が必要となる場合がほとんどでしょう。
しかし、そのような条件の整う場面は極めて限られるし、そもそもそのような状況では、灌木や雑草のクッション的役割の方が大きい訳で、ゴム止めを検討する上で、ヒューズ機能など考慮する必要は全くないといえます。

ゴム止めのヒューズ機能が当該オッサンの詭弁、もしくはゴムの弾力に由来するオッサンの誤った固定観念に過ぎないということが明らかとなった以上、主翼に負担をかけ、見た目に美しくなく、劣化するたびに定期的に交換する必要のあるゴム止め方式を採用する理由はありません。
よって、今回はネジ止め方式を採用することとします。

(工作)

主翼前部を機体に引っ掛け、後部をネジ止めするスカイカンガルー方式を採用することにします。
引っ掛け部はナフコで10円で購入した木片をカットし、現物合わせで整形したものをエポキシで接着。
現物合わせなので、ガタもなく、カチッとハマります。

主翼後部は、テトラのウイングロックの在庫が2セット発見されたので、これを使用。
の予定でしたが、ドライバーで止める方式がイヤなので、六角レンチで止める方式でいくこととし、必要な箇所は自作でまかないます。

【防火壁周り(ボンネット部)の加工】

今回は、写真の要領で完全掩蔽方式で加工します。
掩蔽部は3mm航空ベニヤで作成し、メンテナンス性を向上させるため、「コ」の字型に取り外せるようにする予定です。

なお、モーターシャフトのコレット円形露出部ですが、サークルカッターで何度か軽くケガキ、ケガいた跡をなぞるようにサークルカッターを押し付けながらグルグル回転させることにより、意外に簡単に、そしてキレイにくり抜けます。

 - プレイリー4号機(打止), ラジコン飛行機製作/運用記録