改造キット組み込み
2016/08/19
今回は、ピットロード製sd.kfz.263改造キットのパーツを全部使い切りました。
加工のメインは特徴的なフレームアンテナです。
当初、真鍮線で組み直すことを検討しましたが、結局キットのホワイトメタルパーツを使用することにしました。
ホワイトメタル製アンテナは前後二分割されており、説明書通り、ピンバイスで穿孔して銅線を差し込んで結合しています。
このキットを組んでいると、疑問点がいくつか出てきました。
まず、実車写真で砲塔の溶接跡が見られないこと。
この点は、初期型から後期型かで製造方法が異なる例は多く、他の作例や箱絵などでも再現例が多数見受けられることから、溶接跡を再現しても誤りではないと判断しました。
次に、覗視孔が後期型であること。
これは、実車写真のほとんどが初期型であることから、アフリカ軍団を再現する場合に正しいのか判断がつきかねる部分です。
ただ、本車の生産年度から、後期型のクラッペを装着していても誤りではないと判断しました。
次に、このキットでは、フレームアンテナの他ホイップアンテナが装備されていますが、実車写真では星形アンテナの装備率が高いように思えます。
ただ、ホイップアンテナの装備率もそこそこ確認できるため、アフリカ戦線での装着していても誤りではないと判断。
今回で組み立て上の面倒な部分の加工は終了です。
あとは車外装備品を取り付けて、組み立て完了の見込みす。